サプリメントとは
サプリメントとは、アメリカ合衆国での食品の区分の一つであるダイエタリー・サプリメント (dietary supplement) の訳語です。
サプリメントとは英語で「補う」「追加する」という意味があります。
日頃の食事で不足してしまう栄養素を補足し、満たすものとしてアメリカで作られたもので、不足しがちなビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養補給を補助することや、ハーブなどの成分による薬効の発揮が目的である食品です。
また、サプリメントは、栄養補助食品(えいようほじょしょくひん)、健康補助食品(けんこうほじょしょくひん)とも呼ばれています。
現在の社会では、ファーストフードやコンビニ弁当、さまざまな加工食品が増えてきて、いつでも手軽においしい食事を食べられるようになりました。
しかしながら、ファーストフードや加工食品にはカロリーはあるのですが、副栄養素と呼ばれるビタミン・ミネラル等は偏っていて、それらを均一十分に摂ることが難しくなってきています。
その他にも野菜や果物の繊維質や栄養素の低下、環境汚染や電磁波の影響などの理由から、現代人にとってサプリメントは無くてはならないものになっています。
また、最近は、不規則な生活や喫煙、運動不足などから体調不良を感じる人が多くなってきています。
そして、健康に対して関心を持つ方が増え、手軽に健康を取り戻す方法としてサプリメントを摂る人が増えてきました。
サプリメントは、大きく分けて、人間が生きていくベースとなる『ベース・サプリメント』、健康を維持・増進するために欠かせない『ヘルス・サプリメント』、個々の不調や症状改善を目的とした『オプショナル・サプリメント』の3種に分類することができます。
医療費の高騰の対策として国政として、予防医学を進めて法整備や規制緩和が行われ、また一般の人に健康維持の意識を高めて貰う目的で推進されていることもあり、サプリメントは日本でも一大市場となっています。